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第7回はトミさんのお仕事についてです トミさんのお仕事は? 「自分の興味あることに没頭している。」「こむずかしいことばかり考えている。」「いつも白衣を着ている。」「ときどき頭が爆発している。」「ファッションには無縁。」「ついついハカセと呼んでしまう。」「なんだかえらそう。」「頭がいいんだか悪いんだか分からない。」と言ったところでしょうか。要するに、少しは尊敬するけど、実態が分からないので得体が知れない人種と思われているようです。周りの研究者を見ると、上記のほとんどは少なからず当たっているような気もするし、そうでない気もします。実際にはいろんな人がいます。私の場合は、自分の興味は持っていますが必ずしもそれにだけ没頭しているわけではありませんし、少しはこむずかしいことは考えますが、白衣は全く着ませんし、実験で頭が爆発していることもないし、ファッションは・・・無縁かな?「ハカセ」と呼ばれたことはありますが、決して偉ぶっているつもりはありません。頭も普通の人と大差ない、と思っています。 なぜ、研究者になろうと思ったか? 「何かに魅せられたか?」否。その時々で好きなことが変わっていく。大学院時代の研究と現在の研究の関連性はあまりありません。更に現在でも自分の研究分野以外の分野に心動かされてしまうことがあります。 「考えることは好きだったか?」 是も否もなし。自分では取り立てて頭を使うことが好きという実感がありません。こむつかしいことは実は大嫌いです。よりシンプルな考え方の方が全然、性に合っています。シンプルな考え方に到達するために、こむずかしいことを考えなければいけないこともありますが。 実は、就職するのが嫌で嫌で、気づいたら知らない間に大学院博士課程へ進学し研究者の世界に紛れ込んでしまったようです。しかし、よくよく考えると、これには理由がありそうです。理系の場合、一般に大学院修士課程まで出て会社へ就職します。普通は、研究者にはなりたがらない人が多いようです。別にお金が儲かるわけでもないし、なんだか得体の知れなさそうな世界だし、その世界でやっていく自信もない、つぶしが利かない、などなど。私の場合幸いにして(?)、お金に関しては、そこそこ生活できればいいやって思っていましたし、なによりも得体が知れないということはありませんでした。私のおやじが研究者だったからです。研究者の生活は、幼いころから察していましたし、仕事のしんどいところ、楽なところはおやじを見ていてなんとなく分かるものです。私にとっては、「会社へ勤めるということの方が得たいが知れなかった」んですね。また、本当に幸いだったのは、親がこんなモラトリアムな私に何も言わず、30歳手前まで経済的に援助してくれたことです。これには、今でも本当に感謝してしまいます。 おやじは分野は違えども研究者の世界へ足を踏み入れてしまった息子にしめしめと思っていた感があります。ちなみに、おやじはどういう研究者だったか?最初に列挙した一般の人からみた研究者像にピッタリと当てはまってしまいます。自分の興味あることにこむづかしく没頭し、いつも小汚い白衣を着ており(化学者だったので)、ときどき頭が爆発しており(これは寝癖)、もちろんファッションには無縁、融通が利かず頭がいいんだか悪いんだか分からない(笑)。 しかして、やっぱりサラリーマン 管理人からのコメント |